○試験科目によって専門分野は分かれる
あなたに合った税理士かどうかを見極めるのは、難しいことです。
税理士の資格を得るためにはいくつかの法律科目を選択し、税理士試験を通らねばなりません。
税理士資格取得の仕組を知れば、税理士を探すときの参考にもなるので簡単にご紹介いたします。
まず、試験科目は11科目あり、必須科目と選択科目があります。これら合計5科目に合格すれば、資格がもらえる仕組みになっています。
○会社の味方になってくれるかどうかを見る
税理士資格を得るためには、前述した以外の方法もあります。
1つめは大学院に行く方法です。
2年間、大学院に通い修士論文を書くと、2科目免除される仕組みになっています。大学院で勉強しているので、試験合格者に対して劣っているということはありません。
2つめがOB税理士制度です。
国税庁もしくは税務署に23年間勤め、特別研修に合格すると税理士の資格を得ることができる制度です。法律の受験勉強はしていませんが、税法実務を身に着けているので、実務能力は保証されています。
他の判断材料として、税理士の過去のキャリアも判断材料になります。大手税理士法人に勤めていた時の経験や、過去担当された個人・法人の規模などを聞いてみるのもいいでしょう。
税理士選びで一番大事なのが、いざというときにあなたの味方になってくれるかどうかで税理士を選ぶのが得策です。