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金融機関の担当者を頼る

○金融機関の担当者が訪問してきたときがチャンス

 いい税理士を探す時に金融機関に紹介してもらうという方法もあります。多くの人が起業にあたって金融機関に口座を開設したはずです。

一般的な金融機関では、法人用の口座を開設すると、半年以内に担当者が訪問してきます。

その担当者が訪問してきたときにお願いしてみましょう。

「ちゃんと申告をしたいので、起業直後でも相談にのってくれる税理士を紹介してもらえませんか」

と、喜んで紹介してくれるはずです。

 

○金融機関の使い分けをする

半年経っても金融機関の担当者が訪問してこないようであれば、双方のあいだで食い違いが考えられます。

金融機関の担当者は、法人用の口座の預金額を見て訪問してきます。あなたが金融機関に1万円だけ預けて口座を開設しても、担当者はこないでしょう。

起業直後は地方銀行や信用金庫などの、あなたの身の丈に合った金融機関と付き合うべきです。また、金融機関の使い分けをするのが大切です。

大手金融機関の口座は、お客様からの振込専用とします。

そして、地方銀行や信用金庫の口座には、会社の運転資金を預けておくのです。お客様の送金用と運転資金用で口座を2つもっておくようにしましょう。

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